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06 調査結果報告調査結果報告
低分子コラーゲンの摂取で、約8割が「筋肉痛」スコアの低減を確認!
岡田隆先生監修のもとスポーツ領域に
おける
コラーゲンの可能性を確認

岡田 隆 先生
日本体育大学体育学部教授/博士(体育科学)/骨格筋評論家/理学療法士
柔道全日本男子チーム体力強化部門長(~2021年)
Profile

体調・パフォーマンスの変化についてアンケート調査実施

日本では肌のイメージが強いコラーゲンですが、海外では欧米を中心に、スポーツニュートリション として、ケガ予防のために摂取するスポーツ選手も多く、全身の”カラダのもと”として、しなやかなカラダづくりに欠かせない成分として注目されています。今回、低分子コラーゲンの結合組織への効果を確認するため、ボディビル部員15名に10週間摂取してもらい、摂取前後での体調やパフォーマンスの変化についてアンケート調査を行いました。

約8割が摂取前と比べて
『筋肉痛』スコアが低減!
低分子コラーゲン
(コラーゲントリペプチド)が、筋肉痛や
結合組織の『痛み』に働きかける可能性

参加者の約8割(12名/15名)が、低分子コラーゲン(コラーゲントリペプチド)摂取前後で「筋肉痛」スコアが低減する結果となりました(図1)。
また、被験者の平均値においても、摂取前と比べて5週後、10週後で『筋肉痛』スコアの低減がみられました(図2)。

具体的な体感として「筋肉痛が回復するのが早くなった」「筋肉痛が緩和した」といった筋肉痛に関する体感に加えて、「肘・肩など関節の痛みが和らいだ」などの声があがりました。本結果から、低分子コラーゲン(コラーゲントリペプチド)の摂取は、「筋肉痛」や結合組織の「痛み」へ働きかける可能性が期待されます。


図1「筋肉痛」スコアが低減した人数
図1「筋肉痛」スコアが低減した人数
n=15, 摂取前と10週後の比較
VAS値が低減した人数をカウント
図2「筋肉痛」スコアに関するVAS値推移 CTPの摂取前後(5週後、10週後)の「筋肉痛」スコア(VAS)
図2 「筋肉痛」スコアに関するVAS値推移
Statistics: *p < 0.05 , **p < 0.01,
(Repeated measures ANOVA with post hoc Bonferroni multiple comparison tests)

約7割が摂取前と比べて
『関節の可動域』のスコアが上昇!
低分子コラーゲン(コラーゲントリペプチド)は、しなやかなカラダ作りにも貢献する可能性

被験者の約7割(10名/15名)が、低分子コラーゲン(コラーゲントリペプチド) 摂取前後で「関節の可動域の広さ」のスコアが上昇する結果となりました(図3)。
また、被験者の平均値においても、摂取前と比べて5週後、10週後で『関節可動域の広さ』スコアの上昇がみられました(図4)。

図3「関節可動域の広さ」スコアが上昇した人数
図3「関節可動域の広さ」スコアが上昇した人数
n=15, 摂取前と10週後の比較
VAS値が改善した人数をカウント

また、摂取前と比べて、「トレーニングの強度を上げられた」「パフォーマンスの向上があった」という体感の声もあり、本結果から、低分子コラーゲン(コラーゲントリペプチド)の摂取は、「関節の可動域の広さ」へ働きかけるなど、スポーツシーンでのパフォーマンス向上と共に、しなやかなカラダづくりにも役立つ可能性が期待されます。

図4「関節可動域の広さ」スコアに関するVAS値推移 CTPの摂取前後(5週後、10週後)の「関節可動域の広さ」スコア(VAS)
図4 「関節可動域の広さ」スコアに関するVAS値推移
Statistics: *p < 0.05   †p < 0.1
(Repeated measures ANOVA with post hoc Bonferroni multiple comparison tests)

調査結果 考察 低分子コラーゲンの摂取は、痛みレスで
トレーニングを続けられるカラダ作りへの貢献に期待

アスリートや運動する人にとって、最高のトレーニングを継続するためには、痛みが生じずケガをしない、“痛みレス”なカラダを維持することが重要です。
本調査の結果から、低分子コラーゲン摂取によって、筋肉痛や結合組織の「痛み」に働きかける可能性が期待できることが分かりました。「筋肉痛」スコアが低くなる事は、質の高い練習やトレーニングを実施できるベースとなります。

また、「関節可動域の広さ」のスコアが上昇したという結果も、低分子コラーゲン摂取が、主にコラーゲンで構成されている関節周辺の結合組織の強化やしなやかさの再構築に寄与したことが一因として考えられます。

筋組織の柔軟性や結合組織強化による“しなやかなカラダ作り”は、運動継続の鍵である「痛みやケガ防止」という実はとても大切な観点であり、アスリートだけでなく、全ての人にとって重要です。そのために、コラーゲンの摂取、特に吸収性のよい低分子コラーゲンの摂取は有効な手段のひとつと言えるでしょう。

  • 藤本 大三郎 先生

    藤本 大三郎 (ふじもと だいさぶろう) 先生 東京農工大学名誉教授/理学博士

    東京大学理学部化学科卒業。東京医科歯科大学医学部助手、東北大学理学部助教授、浜松医科大学医学部教授、東京農工大学農学部教授を歴任。著書は、『コラーゲンの秘密に迫る―食品・化粧品からバイオマテリアルまで』(裳華房)、『長寿学―老化を防ぐ科学知識』(筑摩書房)他多数。

  • 福島 一雅 先生

    福島 一雅 (ふくしま かずまさ) 先生 ライズシティクリニック 院長/医学博士
    日本大学医学部スポーツ医科学講座 講師

    日本大学大学院医学研究科 博士課程卒業。米国ピッツバーグ大学整形外科スポーツ医学センター客員研究員、日本大学医学部整形外科講師などを経て現職。過去にNEC陸上部、Xリーグ鹿島ディアーズ、Jリーグ東京ヴェルディ、日テレベレーザのチームドクターを歴任し、現在も日本トライアスロン連合医事委員を務めるなどスポーツ分野のドクターとしても活躍中。

  • 黒田 愛美 先生

    黒田 愛美 (くろだ あいみ) 先生 Zetith Beauty Clinic銀座 副院長/
    トライアスリート

    獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2011年品川スキンクリニック新宿院の院長、2013年には同クリニック表参道院院長に就任。その後は予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の専門医として全国のクリニックで活躍している。体の内側と外側のアンチエイジング、両方に精通する医師として、多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。2017年トライアスロン世界選手権日本代表選出。

  • 武田 猛 先生

    武田 猛 (たけだ たけし) 先生 株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役社長

    18年間の実務経験と19年間のコンサルタント経験を積み、37年間一貫して健康食品業界でビジネスに携わり、国内外750以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」に基づき、先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評があり、数々のヒット商品の開発に関わる。

  • 岡田 隆 先生

    岡田 隆 (おかだ たかし) 先生 日本体育大学体育学部教授/博士(体育科学)/骨格筋評論家/理学療法士
    柔道全日本男子チーム体力強化部門長(~2021年)

    専門は、トレーニング科学、アスレティックリハビリテーション。特に体幹の研究、筋肉と体脂肪の研究(筋肥大・除脂肪・減量)を行っている。著書累計100 万部を突破。2022 年3 月9 日に「最高の除脂肪食」(ポプラ社)を上梓。トレーニングは「心と身体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから一般の方まで、さまざまなフィールドでそれぞれに適したカラダづくりを提案・指導している。YouTube チャンネル「バズーカ岡田の筋トレラボ」は、登録者数約26 万人。分かりやすいカラダづくりの解説が人気。